【今週の新譜】は、シン・リジーの『ライブ&デンジャラス/スーパーデラックス』の先行シングルや、フランク・ザッパ&ジョージ・デュークの『ラブ』など、古株ロックファンの喜ぶリリースが目白押しだけど、とりわけ嬉しいのが、ポール・マッカートニーの『ザ・7インチシングルス』だ。リリース順80枚で159曲がまるごと聴ける。私の好きな「リトル・ウーマン・ラブ」や「アイ・ライ・アラウンド」も選びやすくなった。ポールの卓越した作曲術をたっぷり堪能できる、年末の嬉しい贈り物だね。
https://open.spotify.com/album/24Ry7fTxUg3Aty8BGqZcvt?si=M78x1vE2QDyf4YVKUuZpGw
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岩下 啓亮 (iwashi_dokuhaku@mstdn.jp)'s status on Saturday, 03-Dec-2022 22:22:34 JST 岩下 啓亮 -
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岩下 啓亮 (iwashi_dokuhaku@mstdn.jp)'s status on Sunday, 04-Dec-2022 06:09:33 JST 岩下 啓亮 古株ロックファンとしては、クリスティン・マグヴィの訃報にも触れておかねばならない。ブルースを歌える女性鍵盤奏者としてフリートウッド・マックに加入、地道なツアー活動が身を結び、『ファンタスティックマック』『噂』の二枚でバンドはビッグネームに。クリスティンの素朴な楽曲はアルバムの清涼剤となり、プライベートでは苦境にあっても)クールな歌唱は鎮静剤の効果があった。87年の『タンゴ・イン・ザ・ナイト』では「エブリホエア」や「リトル・ライズ」でスティーヴィやリンジーに勝るとも劣らない存在感を示した。
と偉そうなことを書いたが、私がフリートウッド・マックの唯一無二さに気づいたのはごく最近のことである。彼らほど「妙なバンド」は(粘りあるリズム隊のグルーヴを含めて)なかなかいない。同時代的には空気みたいな存在で聞き流していた。今となって凄みがわかったという……
https://open.spotify.com/track/2JoUtztTqCN4ZhmbRDGPIL?si=b27zOQ0RTmqJS98hIjXCpg
エヴァ・キャシディもカヴァーした名曲「ソングバード」で追悼したいと思う。R.I.P.In conversation permalink Attachments
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