軍国日本の土台「家族国家」のドグマを説いたのが文部省刊「国体の本義」と「臣民の道」。
天皇を宗家と仰ぎ、全てを親子男女の序列関係に還元し、天皇絶対服従を説くのが「家族国家」。
これを世界に比類なき道義国家だと自己評価して、日本を"親"つまり盟主とする「新世界秩序」の建設を標ぼうしたのがアジア太平洋戦争。
「家族を大切に」と言いつつ夫婦別姓や同性婚を妨害している右派には、本気でこの家族国家まで取り戻したい連中が相当数混じっているので、もっと警戒レベルを引き上げて欲しい所です。
巷では統一教会の推しまくりで話題の家庭教育支援法案/条例も、元々はこの連中、日本会議周辺が「親学」を標ぼうしつつ言い出した物。
天皇を教祖に、家族国家を家庭連合に置き換えると統一教会の教義と構造がよく似ているので、彼らも同じ船に乗りやすかったのでしょう。バックドアから復古右翼と統一教会が家庭に入ってこれるようにするのが家庭教育"支援"の肝です。
リンク+画像同時投稿のテストを兼ねて、この件を解説した動画を紹介します。よろしければ下記リンクから是非ご覧ください。
https://youtu.be/9B-8e3ZrYXg