萌え絵、というか表現の自由が及ぼすこと、
例えば中世キリスト教が強いた娯楽への抑圧感をふまえ、ルネサンス期にふざけにふざけた創作を発表したことは、読者が知らずに身につけている抑圧に気付き、また抑圧からの解放につながったと思う。
表現の自由には、そういった固定概念を打ち崩す役割も期待される。
その意味で、この痴漢の多い国で駅に女の子のパンツが見えそうで見えない広告を掲示すること、それを批判されると脅迫文まで送ることをひっくるめて「人の姿をしてるがマジで話が通じねえ奴が存在する」という、ある種マイナスの意味で固定概念を打ち崩すパフォーマンスである・・・とは言える。