カナダ代表のW杯での史上初ゴールを決めた選手、コンゴの難民キャンプで生まれた人だったのかあ。
移民2世が成功するっていうのはカナダではあるあるなんだけど(移民の子は移民じゃない親の子よりも貧困率は高いけど、大学進学率も移民じゃない親の子より高い)、それってやっぱり機会の平等がある程度あるからだよなあ、と思ったり(移民の親は子どもに勉強しろってプレッシャーをかけがちっていうのもおそらく大きな要素としてあると思う)。もちろんカナダも完全に平等ではない(就活では英語の名前の方が書類審査に通りやすいとかね)けど、「平等でなくてはいけない」っていう建前はちゃんとあって、それに共鳴する国民が多いなあと感じる。もちろん国民のほとんどが移民の子孫だから、完全に他人事には思えないってことが大きいとは思うんだけど。
ちなみにニュースでそのことについて話していたメインキャスターさんも、自分は子どもの頃家族でカナダに移民してきました、と言っていて、移民2世が全国ネットのニュースの顔になれるんだなあと驚いた記憶がある。
難民としてカナダにやってきたら息子がその国でのW杯初ゴールを決めたなんて、ご両親は誇らしいだろうなあ。