PeerTubeは、Fediverse / 分散SNS版のYouTubeです。
TwitterとMastodonの違いについても、まだ馴染みのない方も多いと思いますが、
YouTubeとPeerTubeも、これによく似た考え方の違いがあります。
従来型のサービスは、Twitterも、YouTubeも、自社のサービスにできるだけたくさんの人を集め、どれだけ人気のある場所をつくるかが勝負どころとなっています。
人がたくさんいれば、さらに人は集まってきて、他のサービスより自分のサービスを選ぶようになるため、様々な方法で囲い込みをおこないます。
そして、そこに広告をのせ、どれだけたくさんの人に広告を表示できるか、ということが、収益につながっています。
しかし、そのことによって、巨大で、その場所以外に選択肢がないことで、回避できない問題がいくつも発生しています。
これを、たくさんの小さなサーバにわけ、十分に管理しやすい状態にした上で、お互いにつながりあって、巨大なサービスと同等の機能性を実現する仕組みが、PeerTubeやMastodonの、Fediverseのアプローチです。