なんか、読者さんたちから見て「共感できる」とされる感情、実は「共感」でなくてもよいという話につながるなあと思いました。
「わかった、なるほど」つまり「置いてけぼりじゃない」ということになるんでしょうね。
最近観たからダイ大のヒュンケルの話をしちゃうんですけど、彼はピンチになると「このまま命が燃え尽きてもいい」と滅茶苦茶無茶をして戦う方を選びがちなんですね。で、わたしもそこで盛り上がるんですが、ここに「わかるぞヒュンケル!わたしもそうする!」というのはなくて(むしろ不可逆な傷など負いたくないので逃げてしまうまである)「これまでに描かれてきたヒュンケルならこうしてくれるよなぁ〜!」なんだと思います。
で、読み始めたばかりの作品には「こいつならこうするよな」の蓄積がないので「この状況ならこうするか」という説明が必要という話…ですよね。