1957年発行のゲイ雑誌「Man」10号に編集長がこんなことを書いている。
「精神的には不死身の積りでいた私も、昨年後半の経済的苦境には散々痛めつけられてしまった。... 簡単に記すと、すべては出版界の不況のなせるわざで、仕事をしても酬いられない - 金が入って来ないという状態だったのである。」
「Man」は多分「Adonis」の次に古い会員制ゲイ雑誌で、この時点で会員が577人もいた。需要があった。なのに、なぜそれまで編集長が一人でこんなに苦労していたのか不思議でならない。日本のゲイは極端にケチなの?(笑)もしタイムマシンがあったらこの雑誌のお手伝いに行きたい。
#日本のゲイの歴史