飲食店やってた人間として断言するが、予約しておいて連絡なしで来ない(=キャンセル)客は、国籍を問わず存在する。
わたしには予約しても来なかった日本人と思われる名前と話し方の客に遭遇した経験があるし、わたしには経験はないが外国人だっているだろう。
国籍民族問わず「突然キャンセルする客はいる」のほうが正しい。
そこに国籍や民族などを含めて考えるのは間違いだし、そうしてしまうのは、意識しているかどうかは別として、悍ましい思想を噛ませている可能性がある。
ウチの店のお客さんは、日本語を母語にするお客さんや日本人風の名前の方が圧倒的多数であったが、予約しても来なかったという客は存在した。
そういう客は中華街にあったウチの店の最終営業日にもいた。
中華街にあったウチの店の最終営業日に「新聞を見た。絶対に食べたい。」一点張りで、こちらの「最終日は常連様だけにしたい」という話を一切聞かず予約をねじ込んで来た(しかたなく受けた)客がいたが、その方の名前はいかにも日本人風の名前だったが、彼らは結局来なかった。
最終日、彼らが予約した席を空ければ座れた常連様もいたはずだが、席が無いのでお断りした常連様もいる。
いつも食べに来て下さった神奈川新聞の記者さんも席が無かったので断った。