Twitterの引用が嫌われ、Mastodonにおいて長らく実装しないと決定されてきたのは、
ときとして、対象を攻撃しても良いという合図、ネガティブなラベリングとして機能することがあり、
同様の考えを持つフォロワーに働きかけ、さらなる引用やリポスト、いいねなどの行動を促す効果が発生し、連鎖して広がり、
そうやって多くの注目が集まることでアルゴリズムがユーザーのタイムラインに積極的に挿入するようになり、加速度的に拡散し、
対象の投稿や投稿者に対し、一方的な形勢を演出し、集団で攻撃する状態が発生しやすい、
という側面を、危険なものとして強く意識してのことです。
お気づきかと思いますが、これは必ずしも引用だから発生するということではなく、リポストでも、URLでも、テキストをコピーしての投稿でも、スクリーンショットでも、同じ問題は発生します。
ところが、引用は対象が直接タイムラインに表示され、その場で直接リアクション可能であるため、もっとも目立ち、行動を促す力が強いという特徴があります。一番攻撃力が高いのです。
Fedibirdでは、利用者がこの危険性を自覚しており、故意や過失による事故は滅多に発生しないという前提で機能を提供しています。