山野火災の件、地中海性気候の場所で激化するとは思ってたけど、日本、韓国、米国東海岸みたいな場所でこんなに早く増えるとは思ってなかった。
日韓の山野の状況はわからないけど、カリフォルニアに18年住んでて観察してるのは以下のような事。
-雨が降る日数が減った代わり、降る時は豪雨で土砂崩れや洪水を起こす。rain bomb 雨爆弾とか atmospheric river 大気の川 と言った新語が良く使われるようになった。
-天然の水タンクである山間部の冬の雪がすぐ溶けるので、春夏秋の川や貯水池の水位が下がり、湧き水が減った。
-火災が起きる天候は乾燥していて強風の時。しかし風の強さは年々強まっている。fire tornadoという竜巻状の炎が発生したりするため、地上で消火活動が出来ない状態の事も多い。
下草とかの手入れ不足はおそらく些末な事で、圧倒的に乾燥度と風の強さが酷くなった事に原因があると思ってる。