EUのMDRとかIVDRの方が、規制の形式も内容も日本風だが、かなりエグい内容が追加されたので、一気にハードルが上がった。
最初に外資系に転職してきて、法務部門に配属された時、日米欧(当時は英独仏)の医療機器系法規/ガイドラインを全部理解することというタスクが下った。それも3週間で。日本のそれは薬剤師なので問題はなかったが、通知文でちょっと困ったがさほどでもなく。
問題は海外の法体系がよくわからなかったので専門の弁護士の先生にご厄介になりつつ、何とか叩き込んだ。その時の記憶は40年近く経ってもそれなりにある。おしっこに血がにじむくらいの激務だったので、そうそう忘れられないのだろう。尿道と腎臓が覚えているという感じか。