NASAネタが上がっていた。懐かしいわ〜。
米国で企業を立ち上げる時にNASAに資金支援を求めた。これはよくある話。だいたい、NASA、SBIR、エネルギー省、米軍というところが公的ベンチャー資金源になる。
当時は宇宙ステーション搭載の創薬実験機のプロジェクトを請け負った。世界中の競合企業に伍してプレゼンに勝ったわけ。単に運が良かっただけと今では思っているが、部下、同僚、協力会社が本当に死にものぐるいで働いたのは間違いなく効いている。ほぼブラック企業的勤務ではあったが、誰も文句なんか言わない。とてつもなく大きな夢を叶えるという一点で企業が成立していたわけだ。
結局、成果物は地球周回軌道上を回ったわけで、従業員一同、ボントン郊外の空を眺めつつ、たいそう喜んだもの。今となっては若かりし頃の良い思い出。その頃の無理が祟って病気になってしまうのですが。