永田町界隈と霞が関界隈とは雰囲気がぜんぜん違う。霞が関はとにかく朝が早い。
駆け出しの頃は旧厚生省との折衝担当だったので、毎週の面会日は朝5時から庁舎に張り付き。当日の面談時間を確保することから朝が始まる。大きな会社だと交代要員がいるのだが、外資系で進出したばっかりの企業では折衝担当兼責任者なので、ずっと立ちっぱなし。
やがて政府間交渉の担当になり平場の執務室から事務次官室通いとなったが、やはり霞が関の官僚は上から下までとにかくよく働く。もっと給料を上げてやってもよいと思う。
結局は彼らがこの国を動かしているし、未来も彼らの双肩にかかっているのだから。