ナザレンコは確かに戦うと言っては戦地に行かず、愛国心を煽っては帰化し、義勇兵だのなんだので行くと言っては行ってない。そしてそもそもそれ以外での言動でもクズであり、一切共感は出来ない。
ただ、「ウクライナの為に戦うって言ってたのに帰化した裏切り者」や”帰化は裏切り”的な言動は看過できない。そういった思想は批判としても不適当或いは非常に危ういと思う。
ウクライナで起きている事は侵略なのは間違い無いし、侵略には抵抗すべき。ただ、その戦い方は色々あるだろう。銃を持つだけではないはず。侵略されている国家は戦う必要があり軍だけではなく市民も銃を持って欲しいのは分かるが、本来的には、軍があるのであれば軍がやれば良いし、それが無くとも個人は銃に固執する必要はない。国家は強制ではなく市民が銃を取るよう依頼していくしかない。その結果市民がどうするから市民次第。占領軍に対する罷業だって戦いの一つだし、なんとかして言う事を聞かないのも一つの手段だろう。帰化して帰化した先でなにかするのも一つの手段となり得る。
問題は帰化するとかしないというところではないはず。
帰化した事に対してなにかを言うのは、非常に危ういと思う。
そんな事をちょっと思った。