この数年の1-3月の「多忙感」が異常である。10年前にはこれほどではなかった。これは入試シーズンであることに加え、体力が年々低下していることにも拠るのだろう😩 。
私の母方の家系は代々高血圧で、結局脳疾患で倒れているのだが、自分が同じ障害で倒れるとしたら、1-3月の前半までだろう、と考えるようになった。
(勿論、ここ2年はこれに例の「スラップ訴訟」の裁判当事者であることが加わってはいるが、私の性格からして、これがそんなに負担になっているとは思えない。)
それにしても日本では、共通試験、学部定期試験、大学院修士入試、大学院博士入試、学部前期・後期と立て続けに1-3月に集中し、それに来年度講義のシラバス入力、成績入力もこの期間であるから、疲弊してくるのは当然とも言える。ちなみに欧米では入試は大学の業務ではない。
この調子では、欧米、中国の大学と比較して、平均すれば研究水準が下がって来るのは当然であろう(そもそも研究時間が取れない)。
この上、大学の研究予算、人員予算も「ダダ下がり」であるから、「研究力」などという怪しい掛け声だけかけても無駄である。
止めに大学にカネを貸し付けて株屋を雇って「資産運用をしろ」という「大学ファンド」。いやはや、進退窮まるとはこのことである。