T氏の大統領就任でナーバスになったアメリカの友人から連絡があった。話したいんだそうだ。ただ話をして、冗談を言い合い笑いたいのだと思う。なんてことはない日常とそこに見え隠れする"善"を感じたいんじゃないか。人間には善の面もあるからね。今は感じにくくなっているが。時差があるから昼夜逆転なのだがこちらの朝、あちらの夜に長話をしようということになった。
この友人、いかにもアメリカ的だと思ったのが自分にもう一度大学で学んだらどうかと薦めてくれたことだ。しかもシン・ゴジラの自分なりの解釈を垂れ流したそれについて、"いい解釈だ、もったいないな、老婆心ながら音楽は少し控えめにしてもう一度大学で学んでみたらどうだろう"と。いやあ、アメリカだなと思った。なんというか、簡単に勉学への道が開けているんだろうな。そういうところを失って欲しくない。就任したばかりの現大統領は反知性をばら撒くだろうが、アメリカに根付いた学問への広い道は閉じて欲しくないなと考えた。
日本から遅れること数年、アメリカの崩壊が始まったところではあるんだが。
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