時代錯誤のクーデター未遂の主犯、韓国の尹大統領がほぼ一月の「悪あがき」の上、ついに身柄を拘束されたようだ。
ところで、これについて次のような妙な発信がある。
「また韓国は民主主義の経験を積んだとかいうコメントを見たが、自分の政争の手段として戒厳令を発しておきながら、・・・出鱈目を大統領が自らやるなんてことが、そもそも民主主義的かどうかは大いに疑わしいけどね。」by スパルタカス東大教授
この発信、どこの誰ともわからない匿名の「ネトウヨ」であれば、肩をすくめて立ち去ればいいだけのこと。
ところが、発話者が旧知の東大教授となると、事はそれではすまされない。何と言っても肩書に付随する影響力がつきまとうからだ。
まずは自派が国会で少数派になったからとて「クーデター」に訴えようとする行為が「反民主主義」的行為そのものである。韓国はこれまで二度のクーデターによって軍事独裁政権を経験したが、今回それを阻止した、という意味では「民主主義の経験を積んだ」という表現に誤りはない。
こんなことでは、本人が推奨する「日本の68年」の信用も「ダダ下がり」になってしまうのではないか?
勿論、動機は「自分より目立っている人間(事)がいると我慢できない」という子供じみたものではあるが、いい加減大人になれよー