財務省の財政関係資料をまとめたページ。やはり公式の資料は根拠として提示しやすいので重宝する。
ただし、使い方に注意がいる。当然、「あまり見せたくないものは見せない」ということが普通に起こる。
最近の例で言うと、次のグラフ。いわゆる「1億円の壁」を示した有名なグラフ。
なんだけども、最近確認しようと思って探したらなくなっている。昨年中に授業で使うので確認したはずだから、「最近消された(またはわかりにくいところに移動された)」ことになる。(貼り付けた画像は、内閣府のどこかに残ってる元資料を検索で拾い上げたもの。「申告納税者の所得税負担率」とグラフのキャプションで丸ごと検索かけて拾えた。「所得税負担率」だけだと見つからない。)
多分、ちゃんとした官僚もいて大事なデータは基本的に載るんだけど、「これははずせ」と指示があるとはずされる、みたいな状況なんじゃないかな。良い資料があれば手元に保存しておくことと、時々チェックしておくと「何を隠したか」がわかっておもしろい(おもしろくない)ということがある。