消費者に対して「良い商品には値がつく」ことへの理解を求めるなら、企業の側が現代社会において当然のように求められるマルチタスクに対応できる人材は値が張ることを理解する必要があるだろう。鶏と卵の例を出しているが、デフレマインドのない消費者に育つ卵を人件費抑制という企業努力で育ててこなかったのはどちらなんだという話。
経済と外部不経済はセットだが、人件費抑制は社会の購買力低下という不経済を生む。これから、AIによる人件費抑制で「お前たちもAIに負けない人材にならないとなぁ」と危機感を煽るなら、同時に自分たちの欲する消費者の購買力はさらに低下すると危機感を持つべき。
おめでとう。これらの発言は栄えある2025年、お前なに言ってんだ大賞にノミネートされました。
>25年は消費者のデフレマインドを払拭する年だ」と指摘。「良い製品、良いサービス、おいしいものには値がつく。それはやがて自分たちに返ってくる。鶏と卵(の関係にある)ということを理解してほしい」と呼びかけた。
経済3団体首脳、新年を展望「日本経済の分水嶺」「賃上げの天王山」
https://www.asahi.com/articles/ASSD003H7SD0ULFA00FM.html