名古屋めしから飛び出して全国区になった「助六ずし」 名前の由来は歌舞伎の演目に引っかけた粋な「しゃれ」から【企画・NAGOYA発】:中日スポーツ
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『いなりずしと巻きずしが一緒になった「助六ずし」だ。歌舞伎の演目「助六」の主人公の恋人が「揚巻(あげまき)」という名だったことから「揚げ」を油揚げ、「巻き」を巻きずしと懸けて「助六」と呼ばれた。
明治時代に名古屋・熱田で芝居小屋が懸けられた際に生まれたという。歌舞伎役者の四代目助高屋高助がひいき筋から、いなりずしとのり巻きの差し入れを受け取った際に「揚げと巻きで、助六だな」としゃれを言ったことがきっかけで一気に広まったとされる。江戸時代後期に喜田川守貞が著した『近世風俗志』(守貞謾稿)には、いなりずしが天保年間(1830~44年)に流行したが、発祥は尾張だと紹介されている。
名古屋女子大短期大学部の遠山教授は「いなりずしも名古屋のほか、豊川稲荷(愛知県豊川市)の門前町が発祥地とされている」としている』
そうなんだ!助六寿司って名古屋発祥なんだ。あといなり寿司も。