日本の場合、本来豊かな国のはずなのに、収入が少ない人が多いから税金まけてあげなきゃ→社会資本への投資が過小に→経済活力減退という後進国サイクルにはまっちゃってるんですよね。
本来豊かな先進国なはずなのに収入の低い人が多いというのは明らかに分配がうまくいってないという問題なので、労働分配率を上げる政策をこれでもかというぐらいやらないとプラスのサイクルには乗らないのではないかと思われます。
「手取りを増やす」というのも、本来労働収入(働いて得られるお金、給料)を増やすことが政策の軸に来るべきなんですよね。
賃金と税収がそろっていて個人一人一人の豊かさと共同の豊かさの両方を実現できるわけで、賃金が頭打ちで労働分配率は後回しで減税して相対的に高い物価上昇と通貨安でますます生活水準を目減りさせている日本はあまり良くない方向に向かっているなと思います。