困ってる留学生とか、マイノリティーの学生とか、複雑な家の事情がある学生(皮膚の色や国籍問わず)にはできる限るのことをしてきたし、しています。大学にお給料を貰ってする仕事とは別個に、子供のいない私の次世代の人類への奉仕。自分の遺伝子を引き継いでくれる「自分の子」というのではなく、次世代の人類に奉仕したかったから、子供を作らなかった変人な私。
今日、そんな1人から、「先生には、他の先生にないempathyがある。でも、ちゃんと厳しいことを言ってくれる」ってお礼を言われた。
今朝は、私が明日東京に出発することを覚えていた例の居候改め記者くんから、「気をつけて帰国してください」ってLineでメッセージ。居候くんがうちに置いて行った大荷物の中から、冬物をピックアップして、スーツケース一個分持って帰ります。
私には大切な甥っ子みたいな教え子です。来学期、5年ぶりに日本政治の講座を教えてます。居候くんが一年生だった時に履修したクラスだから、それ以来初めて。来学期の授業では、居候くんが本物の記者として書いた日本政治の英文記事も使う予定。教師冥利。人生に感謝。