胡 桃(フー タオ、Hu Tao)は、miHoYoによって開発されたコンピュータゲーム『原神』に登場する架空の人物であり、2021年3月2日に更新された『原神』のバージョン1.3「明霄、海に昇りて」で正式に公開されたキャラクター。胡桃は、ゲームに登場する架空の国璃月の葬儀屋「往生堂」の第77代堂主である。胡桃の声優は日本語版は高橋李依、中国語版は陶典、朝鮮語版は金賀婁、英語版はブリアナ・ニッカーボッカーが担当している。
開発
バージョン1.3のリリースから1か月後の2021年2月末までに、miHoYoは胡桃とそのストーリー「彼岸蝶の章」がバージョン 1.3の第2弾でリリースされることを発表した。このストーリーは、第一章第二幕の「久遠の体との別れ」をクリアしなければ見ることができない。2月27日、miHoYoはキャラクタープレビュー動画を公開し、胡桃が璃月の葬儀屋「往生堂」の堂主であり、幽霊を見る力を持ち、ゲームの別のキャラクターである鍾離の知り合いであることを明らかにした。3月1日に公開されたデモンストレーション動画では、胡桃のスキルとプレイした様子が紹介されており、それらの動画では胡桃は人をからかうことが好きな性格であることが示された。
胡桃の中国語版の声は陶典が担当している。陶典は、胡桃が「奇抜」で「不気味で可愛い」女の子であると考えた。キャラクターをよく理解した後、彼女は胡桃が成熟していて内面的に強いことに気付いた。子供のように無邪気で快活な彼女は、よく生と死について冗談を言うが、実際には生と死を直視して尊重している。日本語版の声は高橋李依が、英語版の声はブリアナ・ニッカーボッカーが担当している。高橋李依は、収録現場のスタッフからは「少し奇妙に演じるよう」注文を受けたが、キャラクターの情報を受け取った時、その設定の細かさに驚き、胡桃が機知に富んだキャラクターであることを理解した。
作中表現
設定
胡桃は璃月港の「往生堂…