プログラミング関数電卓TI-84 Python用のロケット方程式アプリをGitHubで公開しました。
推力、比推力、初期質量、最終質量を入力すると、獲得速度と燃焼時間を計算して表示します。
プログラミング関数電卓TI-84 Python用のロケット方程式アプリをGitHubで公開しました。
推力、比推力、初期質量、最終質量を入力すると、獲得速度と燃焼時間を計算して表示します。
PythonのMathをそのまま使っているので精度はそう高くありません。実用的に使えるのはSF作家ぐらいかな?
でも、作家が使うにはちょっと便利です。
5km/s獲得するために使う燃料が何トン必要なのか知ることができたりしますし、イオンエンジンや核分裂ロケットと化学ロケットの違いを実感できたりもします。
試しに、Falcon 9 Full Thrustの諸元を入れて計算してみました。
一段目と二段目の重量合わせて542,600kg、一段目の乾燥重量と二段目を合わせて109,500。推力は7,602kN、排気速度は282秒。
燃焼時間は仕様だと162秒で、こちらの計算だと158秒。まあまである。
獲得速度は、実測2,500m/sに対して計算結果が4,427m/sということで、ちょっと大きすぎるな。私の計算ではペイロードがゼロなのでしょうがないかな。
しかし、かなり使えることがわかった。
さらに試しにザクⅡの重量で検討してみる。
ファルコンのエンジン2基だと仮定して、76トンの総重量があるMSが500キログラムの燃料を使うとすると、20m/sの速度を1秒以下で手に入れられる。
これはリアリティラインを超えられそうだな。
みたいな使い方をするのには便利だね。
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