共産新人で元県議の奥田智子氏は川口駅頭で第一声を上げたが、外国人問題に触れることはなかった。
演説後、奥田氏になぜ触れなかったか尋ねたところ、「逆に聞くが、なぜ触れるのか。演説の内容は私が選べる。触れない理由はあえて言わない」。地元のクルド人問題への対応については「国の政治が悪すぎる。それに尽きる」と入管政策を批判した。
立民新人で歯科医師の松浦玄嗣氏も川口駅前での出陣式では外国人問題について言及しなかった。
取材に応じた松浦氏は「外国人を労働者としてなし崩し的に受け入れるから問題になる。川口で起きていることは10年後、20年後、必ず国全体の問題になる。外国人を移民として受け入れるのか、鎖国するのか、ロボットやAIに頼るのか、政治家は国民と議論しなければならない」と語った。
このほか、諸派新人で不動産会社社長の津村大作氏が、強制送還を拒む不法滞在者の入管施設への収容を一時的に解く「仮放免制度」の廃止を訴えている。
川口クルド人問題、突如衆院選争点に浮上「私におまかせを」埼玉2区、全く触れない候補も 「移民」と日本人 - 産経ニュース
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