松井京都新市長の元で、鈴木寛氏とともに京都市顧問になった上山信一氏は、「長生きは行政にとってコスト」と発言。発想は基本、玉木と同じ。
上山氏は維新支配下の大阪市顧問でもあり、美術品のオリジナル廃棄指示でも知られる人物である。
2045年開学予定のZEN大学の副学長予定者でもある。元来ZEN大学は昨年発表時には鈴木寛氏が総長予定だった。
それにしても大学の副学長予定者が「長生きは行政にとってコスト」とは驚きである。行政が市民の「生命」をコストとしか扱わないのであれば、一体そもそも行政は何にために存在するのか?
言うまでもなく、日本国憲法体制は主権在民であり、政府=行政は主権者である人民から行政機構の運営を任されているに過ぎない。
これがある頃から、「ガバナンス」というカタカナが流行り始め、私はあまりこれを連呼していると「バカ」になるよ、と警告したものである。
今は、ガバナンスやら、コスパやらを意味を分からず使い回すコンサル野郎達が肩で風切ってのし歩いている風でもある。
ま、この種の「紋切り型」、近々デモクラシーの嵐によって吹き飛ばされるだろう。
政治学者も商売道具の名前を変えておいた方がいいのではないか?