これはマルクスが150年前に『資本論』で言ってたことそのまんまなわけよね。でもいま『資本論』を読んでいる人って日本にどれぐらいいるんだろう。『資本論』どころか、大学生ですらそもそも本を読まなくなっているもんなあ。新聞も読まないし報道番組も見ない。
大学のメディアリテラシーについての授業で「新聞読め、ニュースを見ろ」って言ったら「先生は偏ってる。マスゴミの手先で情弱」みたいなコメントがたくさん寄せられる時代。
これはマルクスが150年前に『資本論』で言ってたことそのまんまなわけよね。でもいま『資本論』を読んでいる人って日本にどれぐらいいるんだろう。『資本論』どころか、大学生ですらそもそも本を読まなくなっているもんなあ。新聞も読まないし報道番組も見ない。
大学のメディアリテラシーについての授業で「新聞読め、ニュースを見ろ」って言ったら「先生は偏ってる。マスゴミの手先で情弱」みたいなコメントがたくさん寄せられる時代。
マルクスが『資本論』で言ったのは、資本主義のもとで資本家は生産手段を所有するということと労働者の労働力は商品化するということ。
生産手段というのは、土地や建物や仕事道具や機械のこと。パソコンもAIもこれに含まれる。
労働者は自分の労働力を売って賃金を得るわけよね。働いてお給料をもらうというのはそういうこと。つまり労働者にとって労働力というのは商品なわけ。
ところで、労働者がより効率的な生産手段を用いてこれまでよりも短い時間でより多くの成果をもたらすようになったとしても、その生産手段は資本家のものだから果実も資本家(経営者や社長や会社)のものになる。
労働者が給料を得るために商品として資本家に提供しているのはあくまで労働力だから、これまでと同じ成果をより短い時間であげることができたとしても労働者はそれ以上のものを生み出すために依然として働き続けなければならないのよね。
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