さきほど(って6時間前か)たまたまニュースステーションの特集を眺めたら、気候変動で水没した米国南部ニューオリンズ周辺の小さな街と、湿地帯を回復させて水害を減らすプロジェクトの話であった。故郷はなくなってしまったが、米国ではこんなプロジェクトで気候変動にたち向かっている、ということである。
カメラがスタジオに戻ったあとで、キャスターたちが気候変動の深刻さに眉をしかめてコメントしていた。この流れなら当然、先週の能登半島の激烈な水害の話がでるだろうとおもっていたが、能登の「の」の字も出ずに「次のニュースです」。ちと愕然とした。
おそらくニュースステーションのキャスターたちもディレクターも記者たちも、そのニューオーリンズと能登半島の被災が、同じ現象の2つの側面であるなどとは、考えもしないのだろーなー、とおもった。