わたし実話怪談を一切信じない人間なんやけど、それがまさにこの恩田陸の言葉「この世に人が住む家はすべて幽霊屋敷」やのに怪談にするかどうかを語り手が選んでるからなんよな。生きてる人間の作為があるでしょうそこに。悲惨なエピソードがあっても祟り扱いしたら心情的にまずい、失礼な場所(例えば原爆が落とされた地とかそういうの)は無視して、怪談として扱っても誰にも怒られない手頃なエピソードだけ選んで怪談扱いしてる
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まめむみこ (mamemumiko@social.vivaldi.net)'s status on Thursday, 19-Sep-2024 09:17:52 JST まめむみこ - pica.pica and るまたん repeated this.
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まめむみこ (mamemumiko@social.vivaldi.net)'s status on Thursday, 19-Sep-2024 09:27:47 JST まめむみこ そもそも日中戦争から太平洋戦争の終結まで日本人はおぞましい残虐行為、怨霊が存在するならむしろ祟られてしかるべき行為をし続けてきたのに、「実話怪談」で発端とされる悲惨なエピソードはだいたいそれ以前の時代か戦後のものやん、戦争中であっても731とかの「今の普通の日本人にとっては他人事」の事例であって、大多数の日帝軍人が当たり前のようにやってきた残虐行為が元ネタになることはまずない、怪談話ですら歴史修正が働いてる
「祟られるエピソードを普通の日本人に都合よく選んでる」時点で作為ありありで、鼻白んでしまうのよね
怨霊がほんまに存在するんならそんなふうに「普通の日本人の歴史修正主義」に都合よく行動してくれるわけないでしょ