そういえばさあ。
昭和時代…いや、平成時代も(初期だけだったか?)夏になると中国残留孤児とか中国残留婦人のことをワイドショーやニュースで必ず取り上げていた。
もう既におじいさんおばあさんといった風貌の方々(実年齢よりも上に見える人が多数)が、幼少期中国の方に助けてもらって育ててもらい、現地で結婚して家族もおって、ほんで老齢期になって故郷の土を踏む、みたいな。実の両親とか血縁者に会える人もいるし、会えない人もいて。
おれみたいに社会的なことを何も知らないコンテンツおたくだった小中高校生でもその程度の社会的知識があったのは当時のテレビジョンのおかげだったとは言える。
おれも時代が変われば、くだんの中国残留孤児を中国人とド勘違いしてるウヨみたいになってた可能性があるよなあ…と思って、どんよりした気持ちになった。
何だろうなあ。割と最低限の社会的常識を身に着けるのに、テレビってかなりうってつけの装置だったのかもしれん。今はテレビもアカンし、学校教育なんてもってのほかやし。
Twitterでバカアホ呼ばわりして非難するだけでええんやろか。