福島第1原発事故を機に発足した原子力規制委員会・規制庁の情報公開姿勢が人知れず「後退」している。過去の関連資料を閲覧できる部屋は来年3月に廃止し、コピーサービスは昨年取りやめた。資料はデジタル化して残すとは言うが、中身を見るには手間がかかり、利便性は下がる。原発事故の反省から透明性の確保を掲げ、発足から12年を迎える規制委・規制庁。その足元が揺らいでいる。
原子力規制委の透明性どこへ デジタル化不十分なのに情報公開の拠点を閉鎖 福島事故の反省を忘れたのか:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352203