大手空調メーカー「ダイキン工業」の工場が立地する大阪府摂津市の地下水から有機フッ素化合物「PFAS」が検出され、京都大と市民団体が住民やダイキンの元従業員ら1190人の血液検査をしたところ、約3割で、健康へのリスク増加が懸念される米国指針値を上回る濃度を検出したことが3日、関係者への取材で分かった。元従業員で30倍の値だった人もおり、同様の検査としては国内最多人数という。
国は血中濃度と健康影響の関係は明らかでないとし、国内の指針値はない。だが今回の結果は、国が実施した2022年度の全国調査の値も上回る傾向にあり、団体らは早急な基準の策定を求めたいとしている。
PFAS、3割が米国指針上回る 大阪、兵庫で住民の血液調査|47NEWS(よんななニュース)
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