米国の保守ポピュリズム扇動の手段として最も効果的なのは非白人への恐れを煽ることなのだそうだ。富裕層が茶会党に資金を注ぎ込みMAGAを育てた理由はそこにある。
政治キャンペーンの様々なスローガンを比較した時に、経済や金銭的な悩みについてのメッセージは、政府主導の教育、インフラ、雇用への投資のメッセージが自由市場に巻かせようというメッセージより遥かに好まれる。しかし、移民や非白人への「無料サービス」批判の前には、これらのメッセージは全く刃が立たないそうだ。
白人の高齢男性からすれば、移民・非白人・女性の高学歴の成功者っていう属性は、憎悪の対象としてパーフェクトなんだろうけど、今のところ若い世代を突き動かす彼女のポジティブな勢いは、暗いヘイトの炎を消してくれそうな気がする。