昨日の英国の総選挙では、労働党が圧勝と報道されていますが、得票数の3割強しかないのに、小選挙区制のマジックで、過半数の議席をとっただけ。いわば、自民党的な過半数。Corbyn全労働党党首のもとで戦った2017年選挙での得票率を大幅に下回る結果。
労働党党首のStarmer氏は、選挙前にイスラエル政府に批判的な議員ら(前党首コービンらなど)をパージし、党の候補者指名から外しました。コービン氏の最近のインタビューによると、労働党党首時代、首相を目指すならば、イスラエルによる軍事攻撃は無条件に支持すると確約せよ、と党執行部から迫られた、と。彼はこれを拒否し、ユダヤ人差別者のレッテルを貼られ、党首の座を退きました。今回は、党候補から外されました。コービン氏は以前からずっとパレスチナに同情的。
結果は、Starmer氏は、自分の選挙区での得票数が全館選挙からほぼ半減。なんと氏の選挙区で2位はパレスチナ支持を訴えた無党派独立系の候補。労働党大物議員がパレスチナ支持の独立系候補に敗れたり、労働党とパレスチナ支持候補が票を割って、保守が勝った選挙区も。
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