ノンポリとは何かをつらつら考えている。
ノンポリを「彼らが見ようとしないもの」において非難するのはたぶん悪手だ。彼らに向かって「歴史を見よ、世界を見よ、あなたの視界の外で虐げられてきた人々を見よ、今も虐げられている人々を見よ」といくら説教垂れてもうすら笑いが返ってくるだけだろう。ノンポリが「知らないこと」をベースにする限り、馬鹿にしようが怒ろうが啓蒙しようが彼らの心は決して動かない。ただうるさいなあと思われるだけで。
何かを変えるためには、むしろノンポリたちを深く傷つけ、本気で怒らせなければならないのかも知れない。だがこれがかなり難しい。
ノンポリを効果的にいじめる方法論そのものは至ってシンプルだ。それは「彼らが見ているもの、彼らが知っていることにおいて彼らを馬鹿にすること」と定式化しうるだろう。
つまり、ノンポリが大事にしているもの、面白がっているものことごとくについて、「それ、本当に面白いと思っている?本当に君、生きてて楽しい?」と真顔で尋ねてみるのだ。彼らは確実に傷つき、本気で怒るだろう。チャンスはここに生まれる。だがこれをやるとめっちゃ嫌われるだろうし、たぶん人間関係が終わる。
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Satoru Hasegawa (tsbasatoru@toot.blue)'s status on Monday, 01-Jul-2024 20:10:38 JST Satoru Hasegawa