ジャック・ケッチャム「隣の家の少女」は「傍観は加担であり罪である」ってことを強烈に突きつけてくる小説やからすごいんよね。少女が里親に入った家でひたすら虐待される様が延々と描かれてる話やから人にはおすすめしないし自分も二度と読み返したくないけど。名作ではあるよ。
傍観者である語り手の心理描写が生々しくて、残酷ポルノとして消費できないようになってる……と私は思った。他人事の残酷物語としてではなく、お前はこの語り手とどう違うんだって突きつけられる感じ。読んで1週間くらいずっと吐きそうな気持ちが続いた。
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まめむみこ (mamemumiko@social.vivaldi.net)'s status on Sunday, 30-Jun-2024 10:48:10 JST まめむみこ