政権の捜査介入「疑念」 定年延長「恣意的な法解釈変更認めた」 原告教授、文書の開示求める:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S15969097.html
上脇博之・神戸学院大学教授は「政府が特定の人物のために法解釈を変えるという、恣意的で許されないことをやったのだと認めた画期的な判決だ」と評価した。
上智大の中野晃一教授(政治学)
「今回の判決は、検察官の定年延長をめぐり、当時の安倍政権が検察庁法改正案を国会にかけることなく、閣議決定や解釈で押し通してしまった、という裁判長の危機感の表れのように感じる。主権者の代表である国会を無視してよいわけがないし、選挙で勝って多数の議席を占め、内閣を組織すれば何でもできる、というわけでもない。私たち一人ひとりも、国民の自由や権利を顧みない政治が横行しないように、政治を注視し続ける必要がある」