福島の復興政策は、ほとんどすべて、「やりっぱなし」でその後の実態検証をしないんです。
移住者を促進した、そこでどんな層が移住してきたのか、地域の状態はどうなったのか、そういう実態調査はしないで、報道も人数だけ見て「増えた増えた」と報じるだけ。
行政学の授業を受けてみて、「えええ?日本の通常の行政システムってこんなふうに動いているの? 政策ってこんなふうに決まるの?福島復興ではみたことないけど?? 事前調査なんてしないし、思いつき・やりっぱなし、フォローなし、なにかあったら慌てて急拵えの弥縫策がデフォルトなんだけど??」みたいな事例が多すぎて、眩暈がしてきました。