番組によれば、毎年20万人以上がこうした小型火器で死んでいるという。カラシニコフは大国の武器として開発され、拡散して貧者の武器になっている。増大する軍事費・防衛費というとハイテク兵器のことばかりが強調されるが、殺される者の数で言えば、こうした安い銃器(ある国では一丁10ドルで手に入るという)が起こす悲劇はハイテク兵器より恐ろしいとも言える。
番組が強調するのは、この銃が世界にもたらし続ける悲劇にあったが、自分とすると、大国大資本の横暴への抵抗とはどうあるべきなのかを考えざるを得なかった。
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こややし(人民)🖖 (kova41@toot.blue)'s status on Wednesday, 22-May-2024 11:32:08 JST こややし(人民)🖖 -
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こややし(人民)🖖 (kova41@toot.blue)'s status on Wednesday, 22-May-2024 11:32:09 JST こややし(人民)🖖 月曜日放送の『映像の世紀バタフライエフェクト』は、ソ連のカラシニコフが開発したAK47(カラシニコフ銃)をめぐる、恐ろしい話。見ると、WWⅡ後の世界の歴史はいわば、この銃と共にあり、今もあり続けていると分かる。
ハンガリー動乱の制圧ソ連軍に使われたことから知られるようになったこの銃は、、その並外れた耐久性と製造コストの安さで、まずは東側に広がり、中国でもライセンス生産が行われようになる。そして、ベトナム戦争のベトコン、アフガン紛争のイスラム義勇兵など、大国への抵抗の武器としても使われ、アメリカ、ソ連の敗北の要因にもなった。ソ連崩壊後には、武器商人によってアフリカや中東を中心に世界に拡散、長く続くアフリカの内戦、アメリカで多発する銃乱射事件や世界中で起こるテロ事件、ロシア・ウクライナ戦争やイスラエル/パレスチナ紛争でも使われ続けている。Erscheinung48 repeated this.
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