こういう“真面目っ子”だらけの国は早晩滅びるんじゃよ。
ちょうど良い機会なので、この場を借りて説明させてもらうと、
ここで言う“真面目っ子“の状態は、精神分析的には「超自我が強い」と言います。
別の言い方をすれば「自我が育ってない」。
自我が育っておらず、超自我が強い人は、他者の自我に対して非常に厳しいですし、超自我の要求があまりにも厳しい場合は、結局、生身の人間はそれに応えきれないので、それに応えられていない現実の自分の姿の否認が起きて、側から見たら言ってること(他者に要求する道徳)と、自分がやってることの乖離がとても大きい状態になってしまうこともあります。…例えば自民党の政治家のように。
また自我が育っておらずに超自我が強い状態は、外から見ると剥き出しのイドと超自我のどちらかが突出してくるので、ものすごく真面目だと思うと、怖い人が見ていない場所ではいきなり崩れたり欲望剥き出しになったり、幼児返りを起こしたりするような安定しない状態の場合があります(自己が未統合)。