トイレットペーパーだけではない。自衛隊員たちはほかの面でも不便な生活を強いられ続けている。若い独身の隊員が結婚など特別な理由がない限り、2年間の集団生活を義務づけられている「隊舎」内の洗濯機には、ふたの部分に〈無断使用禁止〉とあり、さらに注意書きとして、こんな文言が並ぶ。
〈フタの開閉は優しく行ってください。大変割れやすく修理の効かない部分です。故障や破損してもすぐに更新できる物ではありませんので物品愛護の精神でお願いします〉
「このような変な警告のような文言が自衛隊内には溢れており、感覚が麻痺している状況です。故障や事故を起こした車や器材が何年も修理できていないですし、部品が欠品で車検不合格の車もあるんです。
こんな状況が気にならないのでしょうか。そのことが不思議です。だって、『予算がつかないから仕方がない』という感覚なんです」
「トイレットペーパーの寄付をお願いします」防衛予算が大幅増でも自衛隊員に回らない「笑えない現実」 | FRIDAYデジタル
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