あんまり党派対立を煽ることはいいたくないのですが、わたしにとっては、「悪夢の自民党政権」を強烈に印象付ける一件であったと思います。
どれほど役所が縦割りで杓子定規で責任逃れ体質で保身第一であったとしても、それは、どこの国でも官僚主義は陥ることで、制度的工夫によって乗り越えるしかないことです。
今回のような、意図的に被害者の立場にある人を傷つける振る舞いをとるのは、官僚主義とは、まったく次元の違う話です。
人間の尊厳を、意図的に侮辱する振る舞いを公務員が職務として行う、そのことの意味をわずかでも考えもしないのだろう、と、朝日の写真を見て感じました。