この記事、おそらく一般ウケはよくなかったのではないかと思うのですが、災害学では Risk = Hazard × Vulnerability とモデル化されていて、社会の脆弱性が増せば、そのぶんRisk も増大していく、と言われているのですが、その話が書かれています。
災害を引き起こす自然事象の規模だけで被害が決まるわけではない、ということです。
社会が脆弱化していくこの先の日本の災害規模は、今後は大きくなっていく可能性が示唆されます。
「災害の被害は、地震などの自然現象の力(ハザード)の大きさ、その力を受ける都市の位置や人口・建物の密度(曝露(ばくろ)量)、建物の耐震性や防潮堤の性能といった都市の脆弱性、そして社会の対応力によって決まります。」
災害が閾値を超えるとき 防災学者が危ぶむ「限界」と三つの脆弱性
https://www.asahi.com/articles/ASS4F4GDZS4FUTFL00MM.html?iref=pc_rellink_04