川崎市は2020年に差別的な言動に刑事罰を科す全国初のヘイトスピーチ規制条例を制定。ネット上の差別的な投稿に削除要請が出せるようになった。一連の問題を長年取材している神奈川新聞記者の石橋学さんは「監視する市民の粘り強い活動の効果もあり、デモの規模は以前より小さくなった」と状況の変化を指摘する。
一方で「条例によって存分に主張できなくなり、川口や蕨に来るようになった。ヘイトデモの参加者は『埼玉で受け入れられる』という手応えを得ており、今まで以上の危険を感じる」と警鐘を鳴らす。
帰れ…迷惑な一部外国人を挙げ、民族全体へ批判 「出ていけ」と9人デモ行進、対抗する「カウンター」100人も集結し騒然 警官も大勢配備 近年ヘイト団体が向かう埼玉、カウンターとは別のグループも誕生「許さない」 | 埼玉新聞 https://nordot.app/1148472735355896288