のと未来トーク。
大変だとは思いますが、福島県が泣いて悔しがるくらい、地元本位の、暮らす人が納得できる復興になることを願っています。
ただ、アドバイザリーボード、女性が1名しかいないのは気になります。
本当に女性の声が聞き取れているのかな、という懸念は持ちます。
話しにくい状況のときに「話しにくい」と言語化して表明してくれる人は(信頼関係が先にできていれば別として)ほとんどおらず、黙って近寄らないだけなので。
のと未来トーク。
大変だとは思いますが、福島県が泣いて悔しがるくらい、地元本位の、暮らす人が納得できる復興になることを願っています。
ただ、アドバイザリーボード、女性が1名しかいないのは気になります。
本当に女性の声が聞き取れているのかな、という懸念は持ちます。
話しにくい状況のときに「話しにくい」と言語化して表明してくれる人は(信頼関係が先にできていれば別として)ほとんどおらず、黙って近寄らないだけなので。
能登も男性優位社会であるようなので、もともと権力勾配が大きなところで、力がない方の人から話を聞こうと思ったら、聞き出す工夫が必要になります。
女性の意見を共感的に引き出せる人の前でなければ、「女は意見を言うな」のカルチャーのなかにずっといる女性が、自分から男性の前で意見を言うのは難しいと思います。
私が最初に日曜討論に出させてもらったすぐ後だったか、地元の田舎の年長の女性たちの輪の中に入ることがありました。
そこで、テレビを見ていたと言う私よりも年上の女性たちが、「自分の意見をしっかり言えて、すごいね。ほんとにすごい。」と、女の子みたいに目をキラキラさせながら、私を尊敬の眼差しで見ていたと言うことがありました。
その時に、ああ、ここでは女性は自分の意見を、自分の言いたいように主張することは普通のことではなかったんだ、と気づきました。そして、きっと、本当はみんな自分の意見を言いたかったんだろうな、とも。
たぶん、能登も田舎は変わらないと思います。話していいですよ、あなたの意見を聞きたいんです、という雰囲気がないと、女性はしゃべりづらいと思います。
都会のように、男でも女でも話したい人は話せばいい、だと、話せないままの人がたくさん出てしまうと思います。
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