ー川満彰さんは、島田氏は「国体護持」の持久戦・沖縄戦遂行のため政府に選ばれた官選知事だと説明。住民に米軍への投降を許さない実態もあったと指摘し、「出会う人々に『何があっても生きろ』と励ましたという史実はない」と強調した。
北部疎開をはじめとする食料問題は「政策的に失敗で、棄民政策とも言える」と述べ、軍との関係改善が住民を最悪な状況に巻き込んだと指摘。島田氏を「武勇伝化し、英雄的に記述することだけに踏襲している。沖縄戦の実相をゆがめ、戦争責任をうやむやにするよう仕向けている記述だ」と問題視した。ー
島田は国と軍に忠実で沖縄人を戦争へ差し出した張本人。
沖縄人の加害性を日本人から問われ責められる事が増えたと同時に「日本人は沖縄人のために頑張った」的な日本人救世主物語も増えた。
日本人の罪悪感も薄まる日本人にとって好都合な歴史修正。これもまた深刻ではないとジャッジされ、日本人は日本政府だけのせいにし自身の責任を問うこともないのだろう。日本人の薄っぺらい「戦争反対」に呆れるばかり。