この前、青木理氏が「思考なき純粋な獣性」という発言をしていて、「ヒトは差別をしてしまうものである、だから教育でそれを押さえ込まなければいけない」という感じらしくてなんかしっくりときた。
おれたちヒトは超群れる(大人数で社会を形成する)ことで強くなった種なのに、超群れた上に獣のまんまだから実際の獣(動物)が「一緒にするんじゃねー!」って怒るレベルの酷いことをする。
差別のない社会は実現し得ないファンタジーなんだろうと思う。でも実現させる、というかさせないと未来がない、そのためにおれたちは思考なき純粋な獣性を飼い慣らさないといけない。すごく西洋的な、理性で本能を従えてやるぞ!という構えだと思う。
ウンベルト・エーコの本らしいので検索して買おうと思ったら、小林よしのりがこのことばを振りかざしていてほとほとと泣いた。とにかく読んでみたい(まだ読んではいない)