アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートを果たしたドイツ、イルカ・チャタク監督の『ありふれた教室』。チャタク監督が独メディアを人種差別的と批判したZEITの寄稿記事が話題を呼んでいる。
ノミネートのニュースがまず「ザンドラ・ヒュラーとヴェンダース、2人のドイツ人」で彼の名前は長らくどこにも見られなかった。そして出ても Çatakという名前はCatakとスペル間違いが多くドイツ映画賞の授賞式ですら間違って呼ばれたという。彼は記事の中で、子供時代の思い出に触れ、親の言葉を思い返す。「頑張って成果を出しさえすれば(ドイツ人として)評価されるはずだ」
移民の背景を持つ人たちから話を聞いても、これまではそんなことない、ピリピリするな、相手に悪気はないんだ、と払い除けてきたと彼は言う。
しかしアカデミー賞ノミネートの日に分かった。「どんなに成果を出しても他の(本当の)ドイツ人と並べばいつも他人でしかないんだと」相手が意識的だろうと無意識だろうと関係はない。はっきり言おう。私は人種差別について話している」https://www.zeit.de/kultur/film/2024-02/oscar-nominierung-regisseur-migrationshintergrund-ilker-catak/komplettansicht
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