イヤなニュースばかりで、やられっぱなしの敗者メンタリティに、頭から布団かぶって閉じ籠りがちな昨今。
世の中は不可逆的に、悪い方へ悪い方へと退廃しつつあるのだ、とつい思ってしまうのは、自分がそろそろキャリアの作り直しも効かない、冴えない中年になったという個人的な理由も大きいのだと思う。滅びるのは自分であって、世界ではない。
これから成長していく人たちにとって、手付かずの未来はいかようにも可変的なものだし、年寄りと一緒になって絶望したり達観したり冷笑したりする必要なんかない。できることはまだたくさんある。間違っても何度でもやり直せる。
「それは既にやったけどうまくいかなかったんだよ」なんて言って、未来のある人の足を引っ張る大人になってはいけない。自分にとって色褪せた世界であっても、未来を望む新鮮な目には、きっと違う景色が見えている。
かつて若者だった自分が、大人や大昔の思想家の言葉に「あ、こんなこと考えてんの私だけじゃなかったんだ」とワクワクしたように、老いた自分が若者の言葉に心躍らせたっていいよね。それ楽しそうじゃん。
昼休み明けに、なぜ突然にそんなこと考えてるのかな、私。お昼寝したのがよかったのかも。幸い、頭痛薬も効いてきた。
うーす。午後の仕事も超適当にやるっす。