「続・“冤(えん)罪”の深層〜警視庁公安部・深まる闇〜」視聴終わり。
自分の私利私欲で冤罪を捏造して昇進した第五係長が許せないのはもちろんだけど、私が一番気になったのは、韓国や中国と関係の良い中小企業が今後も「軍事転用機械を輸出している」という理由で逮捕、起訴、勾留、下手すると有罪になり刑事罰を受けるのではないか?ということ。
少なくとも、警視総監と副総監、検察等の上層部がこの第五係長の言う事を受け入れたのは、韓国や中国と仲良い企業は潰してもよいという偏った判断からだろう。
これは恐ろしいことで、とても民主国家とは思えない。
今回はたまたま冤罪になったけど、まず、勾留されている間に亡くなった人とご遺族に謝罪して欲しいし、どういう経緯で誰の判断でどこで間違ったのか、早急に解明して責任者に罰を与えて欲しい。
でないとまた同じことが起こる。
権力による杜撰な取り締まりを報道したNHKはえらい。
NHKって報道はたまに素晴らしいんだよな。